
公開制作:2008年8月16日〜8月20日
展示期間:2008年8月21日~8月31日
「川越ストリートミュージアム“97」から10年が経つ。
それは市内各所に設置されたアート作品を、市民・観光客が共に楽しむ アートイベント。
「あるってアートで こどもたち壁画描く」
シンポジウム・アンケート結果 2010/02/20
回答:10名
1、 「まちづくり」のアートイベントに子どもたちとのワークショップを取り入れることは、子どもたちの、「町並みの景観」や「まちづくり」への関心を高めることができると思いますか?
思う:10 思わない:0 どちらでもない:0
2、 「まちづくり」のアートイベントに子どもたちとのワークショップを取り入れることは、親子関係の改善等に寄与できると思いますか?
はい:9 いいえ:0 どちらでもない:1
3、 「まちづくり」のアートイベントに子どもたちとのワークショップを取り入れることは、学校教育とまちづくり活動の連携に寄与できると思いますか?
はい:10 いいえ:0 どちらでもない:0
4、 子どもたちとのワークショップを含むアートイベントを「まちづくり」の活動に、活用すべきかと思いますか?
思う:10 思わない:0 どちらでもない:0
5、 一昨年のアートイベントでは地域や世代、ジャンルを超えた協働が図られましたが、これからもこのような活動を継続することを期待されますか?
する:9 しない:0 どちらでもない:0 無回答:1
6、 「あるってアート2008」を支えたのは、一般市民や学生たちです。私たちは、誰もが参加できるアートによるまちづくり推進を考えていますが、あなたは参加したいと思いますか?
思う:7 思わない:0 どちらでもない:1 無回答:2
7、 自由なご意見をお聞かせ下さい。鶴
・ 遠いので、参加は難しいと思いますが、関心は持ち続けています。
・ 大変面白いお話で、楽しかったです。まるでTV番組のような構成のお話しだったので、今日はとっても得をしました!!
・ 3)について 行政・教育現場の協力意識改革が必要
・ 4)について 市自治会連合会・町内会の連携協力が不可欠
・ わが県(石川県)でも、参考にしたい。
アンケートにお答えいただいた方々の構成
年齢=10代:1名、30代:1名、40代:3名、50代:3名、60代:2名
性別=男性:9名、女性:1名
地域=県外:2名、川越市内:8名
参加者は、記帳された方が13名、記帳されなかった方が2~3名、アンケートにお答えの無かった女性が4名。
合計で、20名ぐらいの参加者がありました。
平成22年2月20日(土)14:00~16:30
川越市産業観光館(旧鏡山酒造跡地)ギャラリー
このシンポジウムは、2007・2008年度に行われた小江戸川越観光ルネサンス事業「あるってアート2008」の開催の中で、2008年3月に行った「鏡山 壁画ワークショップ」を振り返り、指導にあたったアーティスト・木谷安憲さんをむかえて、こどもたちとのワークショップの模様を報告頂くとともに、まちづくり系のアートイベントの中での子どもたちの参加、学校教育との連携などのお話しを頂きました。また。2009年3月まで、埼玉県立近代美術館で学校・教育普及を担当されていた田中晃さんには、ワークショップという手法の効果、アウトリーチ手法で行った学校での美術教育の実際などをお話しいただきました。
○パネリストからの意見
木谷安憲氏(アーティスト・あるってアート2008参加作家・埼玉県立芸術総合高校教諭)より
「あるってアート2008」の壁画ワークショップをパワーポイントで説明頂きながら、制作においては、公開の場で子どもたちが絵を描くことの意義、アーティストがコントロールすることの重要性などのお話しがありました。また、「まちなかアート」はその後のメンテナンスを考えた場合、期間限定の仮設置の方が良いということで、今回の鏡山壁画ワークショップと言うアートプログラムを評価されていました。
2008年3月に参加した子どもたちの感想では、「皆で協力して大きな絵を描くことの感動。やり遂げた充実感。忘れられない経験」などが寄せられたということでした。
また、「あるってアート2008」後には、マイアミでのアートイベントへの参加、それがきっかけとなってニューヨークでのギャラリー展示と、ご自身の活躍の様子の報告がありました。
田中晃氏より
埼玉県立近代美術館の学校・教育普及担当課長として6年間勤務され、展覧会の関連事業として、ワークショップや講座を企画・運営したり、子どものためのアートプログラムの企画・運営や学校と連携した教員向け講座の企画、年間30校近くの学校に出向き、出張型の鑑賞教育を推進したりするなど美術館教育発展のために取り組んできた内容の紹介がありました。また、2008年度には文化庁の助成を受けて、アート竜巻フェスタのワークショップ・リンク部門を担当し、県内公立美術館や大学、学校をつなぐワークショップ・リンクを形成、その連携によるワークショップを展開した記録とワークショップ普及のヒントを詰め込んだ冊子『ワークショップのヒントとレシピ』を刊行。県内の学校や公民館等に配布してワークショップの普及による子どもたちのアート活動の充実に努められ、パワーポイントでそれらの写真の紹介がありました。
それらの活動の中で、子どもたちが、アートワークショップを通して感動を得、新しい価値観に目覚めていく過程には、驚かされるものがありました。子どもの美術の芽を育み、子どもたちの目と心を開き、感性のアンテナを高くする取り組みが求められているということでした。また、学校の美術教育では、子どもの年代毎に違う望ましい美術との触れ合い方や、ワークショップ的手法を取り入れた授業では、表現と鑑賞の活動のバランスが豊な感性を刺激することが報告されました。
また、美術で自分と社会のつながりを考える取り組みとして、「名細(なぐわし)まちアート2009」、加須小学校の「まちかど美術館」と小学校と商店街との連携事例が紹介され、美術館におけるワークショップや学校での美術教育においても、常に子どもたちが「まち」を発見し、「まち」とつながるきっかけがあり、子どもたちが、未来に向けた豊なまちを作るために、アートを体験する場の設定(仕掛け)が必要であるとの提案を頂きました。子どもたちの活動や子どもたちの作品が、人と人をつなぎ、町全体を元気にし、新しい景色を創造する取り組みが、ますます広がっていくことを、これからのまちづくり活動へ期待するとのことでした。
日時:2010年 2月20日(土)14:00~16:30
場所:川越市産業観光館(旧鏡山酒造・ギャラリー)
川越市新富町1丁目10-1
パネリスト:
木谷安憲(アーティスト・埼玉県立芸術総合高校教諭)
田中 晃(川越市立名細中学校教諭・元埼玉県立近代美術館)
司会:小野寺優元(あるってアート アートディレクター・彫刻家)
参加費:無料
主催:アルテクルブ
後援:小江戸川越観光協会
※川越市協働事業
※一昨年開催された、「あるってアート2008」では、子どもたちと一緒のワークショップを行いました。指導にあたった木谷さんをおむかえし、「アート・ワークショップ・こどもたち・まち」をキーワードに、パワーポイントで、お話しいただきます。また、埼玉県立近代美術館で、美術の学校・教育普及を担当されていた田中さんをおむかえし、美術館と学校の現場からワークショップを中心にお話しをしていただきます。
あるってアート連絡先
〒350-0045川越市南通町14-3 三番町ハウス103 三番町ギャラリー
事務局(草野建築設計事務所内)
電話:049-227-8176
担当:草野律子

